京都の観光名所として知られる「北野天満宮」。
学問の神様・菅原道真公を祀るこの神社は、
美しい梅苑「花の庭」、神秘的な「天神さまの七不思議」、そして運気アップが
期待できる「なで牛」や「福みくじ」など、見どころが満載です。
本記事では、北野天満宮の歴史や楽しみ方、知っておきたい豆知識を徹底解説します！これを読めば、参拝がさらに楽しくなること間違いなしです。
参拝方法についてはこちらをクリックしてください。
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梅苑「花の庭」の魅力
京都の梅ガイドホームページより
北野天満宮の春の風物詩といえば、梅苑「花の庭」です。
この梅苑は、約1,500本もの梅の木が植えられており、紅梅や白梅など、
さまざまな品種が訪れる人々を魅了します。
満開の時期には梅の香りが境内に広がり、一帯が幻想的な雰囲気に包まれる
ことで知られていますます。
梅苑の見どころと開花時期
梅苑「花の庭」は、2月中旬から3月下旬にかけて見頃を迎えます。
毎年2月25日には道真公の命日にあわせて「梅花祭」が行われます。
この祭りでは、茶道の野点（のだて）も催され、多くの参拝者に親しまれて
います。
この時期は、境内全体が春の色彩に染まり、訪れる観光客や参拝者を
楽しませます。
春の訪れを感じさせるこの特別な時間を、ぜひ体験してみてはいかがで
しょうか。
また、梅苑内には遊歩道が整備されており、ゆったりと梅を鑑賞することが
できます。
フォトスポットとして人気の理由
梅苑はその美しさから、写真愛好家にも人気のスポットです。
特に早朝や夕方の柔らかな光が梅を照らす時間帯には、幻想的な写真を
撮影できます。
さらに、境内の歴史的建造物とのコントラストも絶好の撮影ポイントです。
入苑料や営業時間の詳細
梅苑に入るためには、特別拝観料が必要です。
大人1,000円程度で、入苑料には梅の木の下で楽しめる「お茶とお菓子」の
セットが含まれることが多いです。
開苑時間は9時から16時までで、混雑を避けるためには平日の午前中の訪問が
おすすめです。
天神さまの七不思議を探る
北野天満宮には、「天神さまの七不思議」と呼ばれる神秘的なスポットが
点在しています。
それぞれに由来や物語があり、参拝者に驚きと感動を与えます。
歴史と伝説が交差する七不思議を巡るのも、北野天満宮の楽しみ方の一つです。
七不思議の由来と意味
三光門 京都ツウ読本ホームページより
天神さまの七不思議とは、北野天満宮の境内やその周辺に伝わる不思議な
現象や物語を指します。
これらは、菅原道真公の神力や自然現象が絡み合ったものとして伝承
されています。
例えば、「星欠けの三光門」や「菅原井」など、いずれも深い意味を持つ
スポットです。
特に注目したい3つの不思議
七不思議の中でも特に人気の高いスポットを3つご紹介します
1. 星欠けの三光門
太陽、月、星の彫刻が施された門で、星だけが彫られていないと言われて
います。
その理由は、星が天満宮の象徴だからとされています。
2. 菅原井
境内にある井戸で、ここで汲んだ水は「無病息災」のご利益があると言われて
います。
3. 七本松
一つの根元から七本の幹が伸びる松の木で、珍しい自然現象として注目されて
います。
七不思議を楽しむためのコツ
七不思議を効率よく巡るには、案内図や説明書きが書かれたパンフレットを
活用するのがおすすめです。
また、七不思議は境内の広範囲に点在しているため、動きやすい靴での訪問が
ベストです。
訪れる時間帯によって雰囲気が変わるので、早朝や夕暮れ時の参拝も特別な
体験となるでしょう。
北野天満宮の楽しみ方
北野天満宮では、参拝のほかにも運気アップが期待できる様々なアクティビティ
があります。
福みくじやなで牛などのスポットは、訪れる人々にご利益と楽しさを提供します。
ここでは、北野天満宮でのおすすめの楽しみ方をご紹介します。
福みくじの引き方と特徴
おみくじ好きホームページより
北野天満宮の福みくじは、通常のおみくじとは異なり、干支をかたどった
陶器製で十二支すべての動物のおみくじがそろっています。
その中におみくじが入っています。
おみくじの紙は、赤い紐を引いて下から取り出します。
自分の生まれ年の干支でも、今年の干支を引くのも良いですね。
陶器でできた干支の左側には北野天満宮のシンボルである梅が朱色で描かれ、
右側には御神紋と「きたの」の文字が刻印されています。
文字が入っていると良い記念品になりますね。
おみくじは社務所や祈祷受付ではなく、本殿の賽銭箱の右側におみくじを引く
場所が設置されています。
参拝の時にぜひ試してみてください。
なで牛のご利益とは？
北野天満宮ホームページより
境内には「なで牛」と呼ばれる多数の牛の像が置かれています。
これらの像は、学問や健康のご利益をもたらすと言われています。
特に、自分の体の調子が悪い部分をなで牛の同じ部位になでると、
その部分が良くなるという言い伝えがあります。
季節のイベントや祭事情報
北野天満宮ホームページより 御土居のもみじ
北野天満宮では、年間を通じてさまざまなイベントや祭事が開催されています。
中でも有名なのは、梅の花が見頃を迎える「梅花祭」や、秋に行われる
「御土居のもみじライトアップ」です。
これらのイベントは、季節ごとの北野天満宮の魅力を存分に味わえる機会
となっています。
北野天満宮とは？
京都市上京区に位置する北野天満宮は、日本全国に約12,000社ある
天満宮の総本社です。
学問の神様として知られる菅原道真公を祀り、受験生を中心に多くの
参拝客が訪れます。
北野天満宮は、創建から1,000年以上の歴史を誇り、豊かな自然と
歴史的建造物が調和する神聖な場所として親しまれています。
歴史と由来
北野天満宮の起源は、平安時代にまでさかのぼります。
道真公の死後、その無実を祈るために朝廷が建立した神社です。
特に、学問に秀でた道真公の名声が広まり、現在では学生たちの合格祈願の
聖地として全国的に有名です。
学問の神様としての信仰
北野天満宮は「学問の神様」としての信仰が強く、毎年多くの受験生や
その家族が参拝します。
道真公のエピソードに基づいた願掛けの風習や、学業成就の祈祷など、
合格祈願に特化したさまざまなサービスも提供されています。
アクセスと基本情報
北野天満宮は、JR京都駅からバスで約30分とアクセスも良好です。
境内は広く、四季折々の風景を楽しめるのが特徴です。
特に梅のシーズンには観光客が増えるため、事前に交通情報や混雑状況を
チェックするのがおすすめです。
まとめ
北野天満宮は、学問の神様・菅原道真公を祀る歴史ある神社であり、
梅苑「花の庭」や天神さまの七不思議など、見どころがたくさん詰まった
京都の名所です。
梅の香り漂う境内を散策したり、福みくじやなで牛でご利益を受けたりと、
訪れるたびに新しい発見があります。
この記事で紹介したポイントを参考に、北野天満宮での参拝や観光を存分に
楽しんでください。
歴史や伝統に触れながら、特別な時間を過ごせること間違いありません。
ぜひ、北野天満宮の魅力を実際に体感してみてください！
