優柔不断で困った事ってありませんか? 直ぐに決断できるようになる優柔不断の克服方法

自己啓発

あなたは自分のことを優柔不断な人間だと悩んでいませんか?

何かを選ぶとき、または何かを買おうとしたとき、「 あれもいいな、これもいいな、でもあっちも良いかも…」などと悩みに悩んでなかなか決められない。

また、何かを決めるときは他の人の意見がないと決めることが出来なかったり、 人に誘われたらほとんど断れない。

もしあなたがそうであれば、それは間違いなく優柔不断ですね。

そんな優柔不断で困っているあなたに改善する方法をご紹介します!

 

あなたはどのタイプ? 4つの優柔不断タイプ

優柔不断の度合いも人それぞれですが、なぜ決められないのか、迷ってしまうのか、優柔不断のタイプにもいくつかあるようです。

ある研究所で「優柔不断な人の特徴やイメージの調査」を行ったところ、主に4つのタイプがあるという結果が出ました。優柔不断に自信のあるみなさんは、自分が一体どのタイプに該当するのかチェックをしてみてください!

1.熟慮タイプ
□何かを選ぶ時、些細な事が気になる
□些細な事の判断にも、時間がかかる
□決断には、多くの情報や材料が必要
□いいなと思うものがあっても、他の選択肢を確認したくなる

2.先延ばしタイプ
□決断を先送りにしてしまいがち
□重要な問題は、直前まで決定を延ばす
□予定の判断は、ギリギリまでしない
□決断が必要になるまで決断しない

3.不安タイプ
□決断した後、決断に後悔する事が多い
□決断をする時、自信を持って選べない
□情報や選択肢が多すぎて迷う
□決断する事で何かを失うかも…と思う

4. 他者参照タイプ
□他者がどうするか何を選ぶか気になる
□自分の選択が他者と違うと不安になる
□決断する時、人の意見を聞こうとする
□周りの人に迷惑をかけてしまう、嫌われる、変な目で見られるかもしれないと考える

いかがでしたか?複数のタイプに該当する人も多いと思います。もしかすると、ほとんど全てにチェックがついてしまった、なんていう方もいるかもしれませんね。結果はあくまで「今」の状態です。時間や状況によって変化しますので、できれば月に一度チェックをして自分を見つめ直してみましょう。

自分の状態を知ることで、優柔不断な状況に対処できるようになります。そして優柔不断の度合いやタイプが分かっていれば、あとは解決策や改善策を知って実行していくだけです。

そこで、次に優柔不断の解決策をご紹介します。

 

7つの自分で決められない優柔不断の直し方

1.自分にとって大切なポイントを絞る

決断できずに迷ってしまう原因には「選択肢が多すぎる」とか「何を基準に考えれば良いかわからない」といったことがあり、判断する指標があれば意外とすんなりと答えが出せるものです。

例えば、仕事関係で優柔不断を克服するための大切なポイントを絞りたい場合、「ワクワクするような感覚があるのか」とか「やりがいを感じられるか」といったポイントが見えてくるはずです。

恋愛における恋人探しであれば、「価値観が合う」「思いやりがある」「尊敬できる」といったところでしょうか。

「何を食べるか」という日常生活の選択なら、「野菜不足を補う」「千円以下」「雰囲気がいい」といったポイントを重視する人もいれば、「とにかくボリュームがある」「行列に並ばない」「職場から近い」を優先させる人もいるでしょう。

また、絞るポイントが多すぎてもいけません。
少なくても2つ、多くても5つくらいの「自分基準」を持っていれば、決断するのにそんなに時間はかからずにすむでしょう。

「何を大切にするか」というポイントを絞って、優柔不断を克服するきっかけにしてみてください。

2. 優柔不断になりやすい場面を想定しておく

自分にとって迷いやすい場面を想定しておくと、いざという時に役立ちます。

例えば「目上の人と接する時に緊張して優柔不断になる」とか「恋愛経験が少ないことが原因で異性とのコミュニケーションが上手に取れない」などなど、誰でも自分が苦手とする場面があると思います。

苦手な場面を想定して「こうなったら○○する」のように、冷静な状態で考えられるときに対応策を練っておくのです。

「目上の人と接する時」に苦手意識があるのであれば「日頃から意識的に目上の人と接する機会を持つ」とか「共通の趣味(ゴルフなど)を通して仲を深める」などが考えられます。

好きな人とのデートで優柔不断が表れるのであれば、ある程度のデートコースを事前に決めておくとか、相手の好みを聞いておいてレストランを予約しておく、等々いろいろと打つ手がありますよね。

あらかじめ苦手な部分を想定できていれば優柔不断な態度は防げるはずですね。

3.できる人の真似をしてプロセスを知る

「できる人の真似をする」とか「できる人の決断についていく」などから始めてみるのも、優柔不断を克服する方法の一つです。

ここで肝心なのは「ただ真似をする」ということではなく、「真似から入ってプロセスを知る」ということです。

プロセスが分かれば「なぜこの決断をしたのか?」とか「どうしてこの方法が効率的なのか?」といったことを分かるはずですね。その決断をした先には「これだったのか」と思える感覚や理由が見つかると思います。

優柔不断になると、どうしても「なかなか前に進めない」と焦りを感じるものです。
時間を掛ければ最善の決断ができるとは限りません。逆に、思うように進めないフラストレーションで「もうどうにでもなれ!」と投げやりになってしまうこともあります。

優柔不断で思い切った決断ができないと感じたときは「できる人の決断を真似してプロセスを知る」という一つの方法を思い出してみてください。

4.まったく別のことをして頭をリセットする

大きな決断やリスクの大きい選択を迫られた時などに優柔不断が表れると本当に困りますね。

それまでは即断即決できていた人でも「もしも失敗したら」と不安やネガティブな感情を持ってしまうことはあると思います。

そういう時にオススメしたいのが「まったく別の分野のことに取り組む」ということです。

「あれだけ悩み続けても答えが出なかったのに、一晩ぐっすり寝ただけで解決策が見つかった」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

優柔不断によって同じところをグルグルと悩み続けている状態を改善するには「一度、頭の中をリセットする」ということがとても効果的です。

大きな決断を迫られて判断に迷っている時にこそ「別のことをして気分をリセットする」という方法はとても効果があります。ぜひ試してみてください。

5.優柔不断を肯定的に受け止める

「優柔不断」という言葉を聞くと、どうしてもネガティブな印象を持ちますね。

意味合いだけでいえばネガティブなことでも、裏を返せばそれが長所にもなる場合があります。

決断がにぶいも、前向きに考えれば「慎重に物事を考えられる」とか「リスクマネジメントがしっかりできる」といったメリットにも見えてきます。

短所だと思っていた優柔不断を肯定的に長所として受け止めれば開けてくる道もあるかと思います。

慎重に物事を考えられるのですから「他の人が見落としてしまいがちなミスをケアする」とか「万全の準備を怠らない」あるいは「冷静にメリットとデメリットを比較できる」などのような長所にもなり得るでしょう。

「優柔不断を克服する」というよりは「優柔不断と上手に向き合う」といった感じでしょうか。

「無理に決断力をつけようと頑張ってみたけど、やっぱり上手くいかない。」と感じた際は、肯定的に受け止める方法を試してみてください。

6.後悔や不安はその日のうちに解消する

優柔不断になる大きな原因として「後悔や不安」があります。

何度も失敗を繰り返すと「また同じような結果になるかもしれない」とか「別の選択をしておけば成功していたに違いない」とネガティブに考えてしまうものです。

そこでオススメしたいのが「後悔はその日のうちに解消する」と意識するということ。

優柔不断になるのも過去の失敗を引きずっているからであり、目の前にある選択と過去の失敗は全くの別物だと考える必要があります。

ですから「その日の後悔(不安)、その日のうちに」です。

「もっとしっかり注意しておけばよかった」という後悔を解消するなら、「今更後悔しても結果は変わらない。同じ失敗は二度と繰り返さないよう気をつければ何も問題ない。」と考えるようにしましょう。

「同じようなミスをまたするかもしれない」という不安があるのであれば、ミスした原因を追究し改善するとか、同じ失敗をしないためにマニュアルを作る、などの対策を立てておけば良いのです。

「どんな失敗にも意味があり、失敗から多くの事を学べる」と前向きに受け止めましょう。

もしも後悔や不安から優柔不断になりそうな時は、その日のうちに解消することを意識してみてください。

7.時には直感を信じてみる

確たる理由はないけれど「この選択は何となく失敗するような気がする」または「みんなはあっちを推薦しているようだけど、自分としてはこっちが気になる」など直感的にそう思えることはありませんか?この直感が意外と当たっているということを経験された方もあるかと思います。

優柔不断を克服する方法としても「時には直感を信じる」というのはアリだと思います。

直感に頼るということは「一か八か」というような意味合いに聞こえますが、はっきりとは表現できないその場の空気やこれまで培った経験値などが役立っているものです。

ある程度の経験値があれば、たまには直感に頼ってみることも良いではないでしょうか?

そして選んだ結果が失敗したとしても、自分の勘を信じた分けですから「まぁしょうがないか」と割り切れることができるのではないでしょうか。

 

3つの心がけて決断力に自信を!

ここで、主体性を持って自分の決断に責任を持てるようになるための心掛けを3つお伝えします。

① ベクトルを自分に向ける!
これまで他人の意見や評価ばかりを気にしていたことをやめて、まずは自分の気持ちを優先しましょう。

自分で評価し、自分で決断するという習慣をつけましょう。今まで他人に向けていた思考のベクトルを自分の内側に向けるのです。自分の気持ちや考えにフォーカスしましょう。

② 最終的ジャッジは全て自分!
他人の意見に流されたり、人の判断を優先するような態度を改めて、全てを自分で決断するようにしましょう。

自分の知識だけでは分からない場合は参考として意見を聞くこにしましょう。しかし最終的なジャッジは自分ですることが重要です。「私(自分)はどうしたいか?」「何をやりたいか?」と、常に自分に質問をしてジャッジする癖をつけましょう。

③ 人と違っても良し!とする
他人の評価を気にする人は、人と違った決断・結論を出すことを恐れます。心の内側に自分の意見があったとしても、それを押し殺して人と同じ結論に乗ってしまいがちです。

しかし、あくまでも自分の主人公は自分なのです。自分の出した答えを大切にし「人と違っても良し!」とする勇気を持ちましょう。

 

おわりに

「優柔不断」ということにスポットを当てて、その特徴や克服方法についてご紹介しました。 「優柔不断」は言葉のイメージとしてはマイナスな印象しかありません。しかし優柔不断な性格には、慎重であったり、最善の選択肢を追求できたりと、逆に言えばメリットと言える点もあります。

一方で、物事を決定するのに時間がかかったり、決断を他人任せにしてしまいがちなのは、優柔不断な性格のデメリットです。

「優柔不断を克服する方法」として、

・「もっと積極的になりたい!」

・「後悔しない選択をして自信をつけたい!」

・「自分で決められない優柔不断な性格から抜け出したい!」

と考えている方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

 

タイトルとURLをコピーしました