私もスマホ(ネット)依存症かも? スマホ(ネット)依存症13の診断チェック

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ニュースや新聞でネット・スマホ依存症という言葉を最近よく耳にする。

特に新型コロナが蔓延するようになって、やれ不要不急の外出は避けろだのステイホームだの言われて学校もお休みになったり、企業もリモートワークになり家にいることが多くなったことも原因の一つらしい。

最初は退屈しのぎだったり、付き合いやコミュニカーションのツールとしてほとんどの人は便利に軽い気持ちで始めます。

スマホでゲームをしている人も多いけど、最初は初心者で健全な楽しみの範囲であったのが、依存症になってしまうとやめることができなくて昼も夜もなく一日中ゲームをしているらしい。

スマホが手放せなくてみんなと食事している時も、バスの中でも四六時中スマホをいじっている、スマホが傍にないと不安で仕方がない。
そうなってくると自分をコントロールできなくなってしまうところが依存症の怖いところだ。
依存症はどんな人でもなり得ます。そこで依存症にかかっているかを極める13のチェックポイントを紹介します。

スマホ依存度チェック

7つ以上当てはまった人はスマホ依存症予備軍で、10以上あったら完全に依存症です。

  1. スマホを忘れたりすると不安で落ち着きがなくなる
  2. 友人や家族など親しい人といるにも拘わらず常にスマホをいじっている
  3. 用が無くても無意識にスマホに触っている
  4. 食事中でも気になって見てしまう
  5. 勉強や仕事、趣味の時間が減った
  6. スマホが使えない時間があるとイライラする
  7. 充電器やバッテリーを持ち歩かないと不安になる
  8. 親しい人に「スマホ使い過ぎ」と注意されたことがある
  9. 寝る寸前までスマホを使っていて、握りしめたまま寝ている
  10. Wi-Fi設備や充電ができるかでお店を決めたりする
  11. 電車やバスに乗っているとき、隙間があればゲームをしている
  12. SNSをよくチェックしている
  13. ネットの交流ばかりでリアルの交流が少ない

どうです?あなたはいくつありましたか?

ゲームなんか時間の無駄と思っていた私が無料だからと思ってゲームをやったら、夜中の1時、2時まで何時間かかってもそのゲームを最後までやりきるまで終われなかったという経験がある。
1回終わっても今度はもっと良い点数を取りたくてまた始める。
これだから依存症になるのだと痛感した。

スマホ依存症の真の恐ろしさ

依存症というのは脳のプログラムを書き換えてしまう、本当に恐ろしい病気なんだそうだ。

例えば受験勉強を例に取ってみると、今楽しく遊ぶことを我慢して一生懸命勉強するのは良い大学に入って、良い就職ができ大人になってからリッチな生活ができると、将来的な利益を考えて我慢しますよね。

今苦しい事を頑張ることが将来の自分の利益になると繰り返し言い聞かされ脳にインプットされプログラムが書き込まれてきました。

しかし、依存症になると「たった一度」でそのプログラムが書き換えられ初期化されてしまうのだ。

覚醒剤や麻薬は、強烈な刺激を脳に与えるため、たった一度使っただけでも断ちがたい欲求が生まれ、また手を出してしまうことがよくあります。

覚醒剤使用者の多くが「一度つかったらやめられなくなった」と証言しているように、興味本位で一度手を出しただけで地獄へと突き落とされてしまいます。

スマホで簡単にゲームをしている人が多いですが、最初は初心者で健全な楽しみの範囲であったのが、依存症になってしまうとやめることができなくて昼も夜もなく一日中ゲームをしているという例もある。

この様に自分をコントロールできなくなってしまうところが依存症の怖いところだ。

依存症は意思の弱いダメ人間がなると思われがちだが、決してそうではない。誰でもちょっとしたきっかけでなり得るのだ。ひょっとしたらあなたも依存症かも知れませんよ。

依存症は病であり、適切な治療と予防が大切と言われています。

スマホ依存が、身体的・精神的・社会的にどのような実害をもたらすか?

①健康被害

・視力障害(スマホ近視/スマホ老眼)

・スマホ巻き肩/スマホ肘

・テキストネック/ストレートネック/スマホ首

・睡眠障害(長時間使用に関する生活リズムの乱れ、集中力低下)

・指の腱鞘炎・指の変形(スマホの荷重を支える骨の変形)

②学習能力・運動能力の低下

・学習能力の低下(相対的な学習時間減少・集中力低下に伴う)

・運動能力の低下(相対的な運動時間減少に伴う)

・言語能力の低下

③注意力低下による事故・負傷など

・歩きスマホ、ながらスマホによるホーム転落事故など

・運転中のスマホ操作による自転車・自動車事故など

④コミュニケーションのトラブル

・誹謗中傷、いじめ(SNS参加に対する脅迫観念)

・親子関係の希薄化、友人関係の希薄化

・社会性・感受性の低下

・抑うつや攻撃性の出現

⑤金銭のトラブル

・オンラインゲーム/アプリゲームの高額請求

・通販サイトの後払い利用などによる支払いの滞納など

・架空請求サイトによる詐欺被害

⑥犯罪加害・被害に関するトラブル

・意識の薄い犯罪予告/犯罪勧誘

・Twitter等での犯罪・非常識行為の自慢

・有害サイトへのアクセス・援助交際・金銭授受

・画像・動画配信被害(個人の特定・ストーキング・リベンジポルノ)

・個人情報の漏えい

なりやすい人の特徴

依存症になりやすい人はどんなタイプに人かと言うと、友達が少なくて人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプの人のようだ。

友達や仲間がいて、常日頃から良好なコミュニケーションが取れていれば、人付き合いに時間が割かれるため、特定の物事に過度に没頭する時間的余裕はないですから。

依存症になるとのめり込む対象に時間を取られて、他の人と付き合う時間を取らなくなり、増々人とのコミュニケーションが減って引きこもり状態になってしまうこともある。

依存症になる人は、意志が弱いダメな人間がなる、自分とは関係ない特殊な環境にいる人だけがなると思われがちだか決してそうではない。きっかけがあれば誰でも依存症になる可能性があり、ちょっとしたトラブルからでも孤独や疎外感を抱いたときに、いとも簡単に忍び寄ってくるのだ。

依存症は病気であり、適切な治療と予防が大切と言われている。

スマホ依存症にならないためにはどうすれば良いか?

まず子供のスマホ依存を予防する物理的方法としてスマホを購入する際は,子どもに有害と思われるページを制限する「フィルタリング」をかけること。

その他に,決められた時間以降,ネットへのアクセスを不可にする「タイマー機能」や,保護者が子どものスマホ機能を制限する「ペアレンタルコントロール」などがある。

ただし,ネット上には機能制限を解除するアドバイスは山ほど存在する。フィルタリングや機能制限は万能ではなく,抜け道はいくらでもあるということも念頭に置いておこう。

物理的対策と併せて,家庭内でネット使用のルールを作っておくことも非常に重要だ。

「夕食時にスマホを持ちこまない」といった使用する時間帯,ダウンロードや課金など利用方法についてルールを作る。

ルール作りにおいては,親の意見を押しつけるのではなく,子どもにも考えさせて家族全員で話し合って決めていく。また,家族で認識を揃えるために取り決めを紙に書いておこう。
物理的対策や家庭内のルールが効果的に働くには,親子の信頼関係が大前提だ。普段からご家庭でコミュニケーションを取って子どもを理解する姿勢を持つことが依存への予防につながる。

大人に対しては自分がどれぐらいゲームなどをしているのか実態を把握しよう。毎日、何時から何分間、ゲームやネットをしたかを記す。

実態を把握したら、今度は「食事中はゲームをしない」「ベッドに入ったらゲームをしない」など、短時間でいいからスマホなどをいじらない時間帯を決める。

次の段階で、ゲームも含めてネットをいじる上限時間を決める。

「目標を立てる時に大切なのは、実現可能な内容にすること」。例えば「通学、通勤中にゲームをしない」という目標を立てても、何年にもわたってゲームをしていた人が、周りにゲームをしている人が大勢いる電車の中で我慢するのは難しいので、ゲームをする時間を減らす分、音楽鑑賞やスポーツなど、別の楽しみを見つけると目標を達成しやすいという。

依存症になってしまったら
依存症は病気なので個人や家族の努力だけで治すのは困難である。専門機関の治療を受けよう。

まとめ

スマホ依存症は誰でもなりうるもの。

最近近くのものが見えにくい、首や肩が痛いなど自覚症状があるか?

まずは自分のスマホ依存度をチェックしてみよう。

子どもに対しては日ごろの様子を見ていればすぐにわかるもの。重症になる前に対策することをお勧めする。

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